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NO.11 島根県土地家屋調査士会GPS測量実験
 
 
島根県土地家屋調査士会業務部において、7月26日、電子基準点を既知点とする
 一級基準点測量を実施。
 新しい世界測地系(日本測地系2000)に準拠した一級基準点の設置を目指しています。
 測量の精度向上及び復元能力の高い成果の作製に努めます。

実験風景

2003.8.10

NO.12 オンラインによる、法務局登記情報閲覧サ-ビス 順次進展中

 (財団法人)民事法務協会を通じて法務局登記情報(土地、建物登記簿等)閲覧が、登記所
 のコンピューター化移行に従い順次可能になりますが、閲覧費用は1筆個大体1000円程度(
 870円が国への納付金)です。このサービスは次のURLより可能です。
  登記情報提供サービス
                                   2003.8.31

NO.13 GPS測量の大敵-雷様太陽面爆発(フレアー)
 
 衛星からの電波受信障害を起こす怖い双子の大敵にご注意!
 雷は気象情報に注意!
 太陽活動の(電離層に及ぼす)影響は、  太陽地球環境予報 に注意!
                                  2003.9.20

NO.14 RSスタチックの精度・利用方法 について
 短時間で、いつでも、どこでも
誤差1〜2センチ(標準偏差)の登記基準点を設置する夢
 
GPS測量一般に通じる事ですが、仮想基準点を使用するスタチック測量に於いても、観測時間
は、通常のスタチックによる基準点測量と同じく十分に取る方が精度がよくなるようです。
30分よりは60分、60分よりは90分、90分よりは120分の方が短い観測の場合のバラツキを平
均化して、通常のスタチックによる成果とも良く整合し、ミスフィックスの確率が少なくなります。
通常のスタチックと同じ時間観測すれば、それらの成果の優劣は無いと言えると思われます。
データ配信会社のデータの品質が良くなっていることもあり、仮想基準点は、もう一個の「電子基
準点」
だと考えられます。但しデータが、周囲の電子基準点データから作られる事から、そのとき
の観測の環境には、90パーセント拘束されると思われますので、やはり注意しなければなりませ
ん。通常の観測で気象条件等、環境が悪ければ、仮想基準点データ‐も悪く、アンフィックス又は
ミスフィックスの原因となります。
 又、1点での観測時間を短かくするためには(例えば15分程度に!)、良好な環境で多数の衛
星からの信号を受信することが必要ですし、その上ミスフィックスを発見したり、バラツキを平均化
するため、時間帯を変えて2度測る等の工夫が必要になります。この場合、2つの仮想基準点を使
用し三次元網平均することは、実際にはあまり意味がなく、それよりも、時間を置いて再測し、平
均する方が、精度管理の観点からは重要です。また観測の失敗を防止するためには、観測計画
がさらに、大変重要になります。
 仮想基準点方式は、仮想の観測データ‐を利用することから、データ‐の品質に依存するところ
が大きく、3〜4級基準点測量にしてもまだ、精度管理の確立された方法がありません。表題のこ
とは夢ですが、現状ではあくまで夢であり、やはり電子基準点を2点以上使用し、2時間以上観測
する、スタチック測量の方法が優位です。登記基準点の設置はやはり、2時間以上観測する1級
基準点測量の方法を中心にして、対処したい
と思います。
                             2003.10.9 2003.12.12 2003.12.25 2004.1.28
 この事に関連して、NO.23 リンクのページ7)に記事を掲載しています。参照下さい。
   2004.5.10